遮光カーテンの効果 -2





 遮光カーテンは光をさえぎるのはもちろんですが、遮光性が高いものは生地に厚みがありますから断熱性が高くなるという特性があります。カーテンの発色性という点からみると、普通のカーテンの方に分があります。

 いろいろと見ていると、遮光の1級の中でも幅があり、同じ1級の遮光でも完全遮光に近い1級もあれば、2級に近い遮光もあります。直射日光が当たった場合には、同じ1級遮光の表示でもかなりの差が出てしまうようです。一般的にはブラック、ブルー、グレー、ネイビーブルー、ダークグリーンなどの濃い色合いのものは遮光性が比較的高く、逆にうす色のもの、ライトブルー、ピンク、アイボリーなどの色は少し低い感じになります。

 遮光カーテンのデメリットを考えてみましょう。光を遮るという使命上、遮光カーテンには黒い糸を使って作られています。ですから生地にどうしても黒い糸が透けて見えます。カーテンの楽しみ方のひとつにその色を楽しむということがありますが、発色は少々悪くなります。

 あくまでも直射日光が当たる部屋において有効であって、単純に外が暑いという理由だけでは、遮光カーテンでなくても害気温を遮るという事はできますので、この辺りを考えて検討してみるといいでしょう。





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