アンティーク家具の魅力





日本では、海外中古家具のことをアンティーク家具と認識している方も多いかと思いますが、本物のアンティーク家具とは、長い年月を一人のオーナーによって所有され、何も手を加えられていない状態の家具の事をいいます。

近年日本では中古家具を少し手直ししてアンティークとして売られていますが、本場イギリスではそのような家具は中古家具、復古家具と呼ばれているのです。

本物のアンティーク家具は、今では殆ど目にする事がなくなりました。
運良く欧米のショップで見つかっても大変高価でなかなか手がでません。

ヨーロッパでは古くから、家具は単なる生活用具としてではなく、私達の想像の及ばない程度の強い愛着を持って扱われてきました。
20世紀以前に丁寧に作られた家具でも、手入れをしながら50年・100年と大切に使われ続けているのです。
それらは決して人工的に再現できない風合いを持ち、前所有者の思い出や過去の生活習慣など、永遠に蘇る事のない「過去」を覗かせてくれるのです。

アンティーク家具として人気があるのは、ヨーロッパ製のものばかりではありません。

主に明朝〜清朝、中華民国時代に作られた中国アンティーク家具も非常に人気があり注目されています。






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